すらすら読める風姿花伝 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
「秘すれば花なり。秘せずは花なるべからず」
――人生論としても読める世阿弥の至高の芸能論
総ルビつき原文 著者オリジナル現代語訳つき
古典はむずかしくない
どうも学校教育のなかで、古典の取り扱いがよろしくないと私は考える。なにか、古典というものを、現代語とは違う「外国語」のような風情で扱っているように見えるのだ。事実は、古典というものはすなわち幾星霜を閲して磨き抜かれてきた日本語の精髄であり、文学としてもよく咀嚼し味読すべきものだ。私は教師として、この古典の面白さを、なんとしたら伝達できるだろうと、そのことばかり考えてきた。この本は、言ってみればそういう立場から発想して書いたのである。
林 望
内容(「BOOK」データベースより)
人生論としても読める世阿弥の至高の芸能論。総ルビつき原文。著者オリジナル現代語訳つき。
古事記注釈〈第1巻〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
古事記は遠い古代から私たちになにを語っているのか。古事記を構成するひとつひとつの言葉を分析し、本文の文脈に即して意味を確定する全注釈。本居宣長『古事記伝』以来の解釈について、国文学はもとより、民俗学、人類学、神話学等の視点、知見を導入して根本から問い直し、ひとつの世界としてその全体像を明らかにする。西郷古典研究の最高到達点であり、古事記研究の金字塔。第一巻は著者の序「古事記を読む」と「太安万呂の序」「天地初発」「伊邪那岐命と伊邪那美命」「大八島国と神々の生成」「黄泉の国、禊」を収録。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
西郷 信綱
1916年、大分県生まれ。東大文学部卒。日本の古代文学研究の泰斗。歴史学、人類学などの成果をとり入れた広い視野で、国文学研究に新しい面を切り開き、多くの問題を提起した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
双調 平家物語〈13〉治承の巻2 (単行本)
出版社 / 著者からの内容紹介
中宮徳子の懐妊──皇子(後の安徳天皇)誕生に平氏一門は湧き返る。だが、重盛の死で、後白河院と摂関家は再び反平氏を明確にした。一方、歯止めを失った清盛も、ついに法皇幽閉の暴挙に及ぶ。
内容(「BOOK」データベースより)
中宮徳子の懐妊―皇子(後の安徳天皇)誕生に平氏一門は湧き返る。だが、重盛が世を去り、後白河院と摂関家は再び反平氏を明確にした。一方、重盛という歯止めを失った清盛はついに法皇幽閉の暴挙に及ぶ。
百人一首 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
もっとも親しみ深く、なつかしい古典―百人一首。王朝和歌の精髄ともいうべき珠玉の名歌の彫琢された心とことばを、第一人者が鮮かに読み解く。現代語訳・鑑賞・作者紹介・さらに適切な語句・技法解説が、見開き2ページにコンパクトに収められ、一読、ことばは作者の心の文脈に添って生き生きとよみがえる。巻末に、百人一首の世界へわけいるためのキーワード集「百人一首要語ノート」を付す。
萬葉集釋注〈2〉巻第三・巻第四 (文庫)
出版社 / 著者からの内容紹介
家持をめぐる女性たちの贈答歌も多数登場。
白鳳期の歌を前半に、奈良朝の歌(第三・四期)を後半に配列した「古今構造」の歌巻。奈良朝初期の宮廷歌人、山部赤人・高市黒人たちが活躍し、旅人・家持・坂上郎女ら大伴一族の作品も初登場。
内容(「BOOK」データベースより)
白鳳期の歌(第一・二期)を前半に、奈良朝の歌(第三・四期)を後半に配列した「古今構造」の歌巻である巻三と巻四とを収録。三大部立の他に大伴家持の創案によると思われる「譬喩歌」の部立が新たに加わる。奈良朝初期の宮廷歌人、山部赤人・高市黒人たちが活躍し、旅人・家持・坂上郎女ら大伴一族の作品も初登場する。「相聞」歌集巻四には、天平の若き貴公子大伴家持をめぐる女性たちの恋歌が多いのも特色。
南総里見八犬伝〈6〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
悪漢淫婦を描くほうに馬琴はより以上に老熟している、と言って魯庵があげた悪玉の一人に素藤がいる。大盗賊の息子に生れ一国一城の主になり上ったこの男、妖術使いの尼僧妙椿と手を組み、犬江親兵衛、里見家と熾烈な闘いをくりひろげる。
源氏物語図典 (単行本)
出版社 / 著者からの内容紹介
現代文学を読むのとは違って、古典文学を読んだり、学んだりするにあたっては、ある程度の予備知識が必要となって来よう。高校の授業で学んだり、受験勉強で覚えた文語文法や古語の知識がそれである。しかしもう1つ必要なものに「有職故実」に関する知識がある。これは、朝廷や武家の生活上のしきたりや決まりをいうが、もっと広く、当時の人々の生活の様相全般にまで及んだほうがよいだろう。 本書は「源氏物語」に現われる有職関係の語句を網羅的に抽出した1000項目を、以下の13章に分類した。1平安京と宮殿 2建築物 3調度品 4乗物 5衣服 6色と文様 7音楽・舞楽 8遊戯・娯楽 9信仰 10行事 11通過儀礼 12貴族生活の諸相 13動植物、である。280枚のカラー写真と320点のモノクロ図版を駆使して それぞれの項目を詳しく解説した。絵中心の図録や、文献による説明に片寄った専門書はいくつかあるが、一般読者を対象に、平易に興味深く読めて、さらに源氏物語の用例を踏まえて説明してあるので源氏理解にも役立つ本、このような本は他にない。古典愛読者からの「こんな本がほしかった」という声を待望している。
内容(「BOOK」データベースより)
「源氏物語」に見る王朝貴族の生活。600点のカラー・モノクロ図版と1000項目におよぶ詳細な解説によって、貴族社会の全貌を解き明かす、待望の有職故実事典。
あらすじで読む日本の古典 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
かつてこんなにも美しい日本があった。そして、そこに生きる人たちの織りなす綾、語られる知恵は、今でも私たちの胸に沁みわたる。第一線の研究者たちによる、最高の古典への誘い。名著25編の現代語訳ダイジェスト傑作選。
内容(「MARC」データベースより)
日本人って、こんなに深くて、おもしろい! 古事記、万葉集、竹取物語、古今和歌集、宇治拾遺物語、おくのほそ道、雨月物語など、古典作品の名著25編の「あらすじ」やおもしろい「さわり」を現代語訳で紹介。
源氏物語〈巻8〉 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
宇治の里に花開く美しき姉妹をめぐる恋模様。
瀬戸内寂聴の名訳で贈る大ヒット話題作 待望の新装版、巻八刊行宇治に隠棲した故光源氏の異母弟・八の宮のもとへ通う薫は、老女弁の君より自らの出生の秘密を知らされる。2人の姫君を遺して八の宮死後、薫は姉の大君に求愛し妹・中の君と匂宮の間を取り結ぶが、大君は薫の愛を拒み通して他界。傑作「宇治十帖」の物語がドラマティックに展開する。
内容(「BOOK」データベースより)
宇治に隠棲した故光源氏の異母弟・八の宮のもとへ通う薫は、老女弁の君より自らの出生の秘密を知らされる。二人の姫君を遺して八の宮死後、薫は姉の大君に求愛し、妹・中の君と匂宮の間を取り結ぶが、大君は薫の愛を拒み通して他界。傑作「宇治十帖」の物語がドラマティックに展開する。
ビギナーズ・クラシックス 源氏物語 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
源氏物語の世界にタイムスリップ! 1冊であの物語を堪能できる!
源氏物語の全体が分かる楽しい1冊。わずらわしい文法などの障壁を取り払い、こなれた現代語訳によって、古文の力がなくても十分古典の面白さが分かる。原文も現代語訳も総ルビ付き。ビジュアル面も豊富。
内容(「BOOK」データベースより)
平安貴族の風俗と内面を描き、いつまでも新しい傑作「源氏物語」の全体がわかる楽しい一冊。わずらわしい文法などの障壁を取り払い、こなれた現代語訳によって、世界初の長編ロマンの面白さがしっかりわかる。現代語訳も原文も総ルビ付きで、朗読にも最適。
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